ブラジルのCPF番号の取得方法(2016)

CPFとは

ブラジルのCPF(納税者番号)の取得はブラジル現地でのモノの購入、それこそSIMカード一つアクティベーションするために必要、ということなので、五反田にあるブラジル総領事館に行き取得してきました。ブラジルの税務署が発行する個人番号のため、一人につき一回のみ発行されます。

日本にある総領事館で取得する場合には費用は無料。窓口の順番を待つ必要はあるものの、窓口にさえ到達できればおよそ5分で番号は発行されます。

申請方法

Webで検索する情報の中には過去の申請フローの場合もあり、最新の情報はいずれにしても在日ブラジル総領事館のWebサイトに戻って確認が必要です。まずはCPFの申請書の記入。

ブラジル総領事館のCPF申請に関わる情報(日本語)

上記のページにあるリンクのうち「Receita Federal」をクリックし、まず最初に国名を選びます。日本人なのでJapan。その次のページに出てくる入力フォームを埋めましょう。先ほどのページに入力のサンプルが記載されているのでその通りに入力。簡単です。

最後にPDFが表示されるので、これを印刷します。サイン箇所が一ヶ所ありますのでここにサイン。この日付から15日間以内に領事館に行く必要があるとのことです。

印刷した申請書

印刷した申請書

持ち物

上に書いたとおりCPFの申請だけであれば費用は無料です。サインした申請書を持っていきます。ただし! パスポートは必須です。私は最初、パスポートを忘れ、領事館の下でそれに気づきました。はて、どうやって身分を証明するんだ。あ、パスポートだ!と。。

総領事館の場所

東京は五反田駅の目の前にあります。徒歩1分。普通のビルの2階です。

在日ブラジル総領事館

在日ブラジル総領事館

開館時間が限られているのと、ブラジルのお休みの日は当然ながらお休みです。事前に総領事館のWebサイトで確認しましょう。開館時間の前に着き早めにつけたと!思ったら総領事館がある2階から列が続いていてどれぐらいかかるのかと不安だったものの、結局待ち時間は10分ほどでした。

番号の確認方法

窓口でパスポートとともに申請書を提出するとなにやら係官が入力しています。そしてその場で係官からCPF番号が印刷された紙が渡されて終わりです。いぇい。

CPF番号が印刷されている紙。

CPF番号が印刷されている紙。

ところで、係官からは、この紙がなくなってもWebサイトで確認できますといわれたのでオフィスに戻ってから調べてみました。いろいろと調べると(つながりにくいのですが)、

https://www.receita.fazenda.gov.br/Aplicacoes/SSL/ATCTA/CPF/ConsultaPublica.asp

このページのようです。ただ! ここではCPFと誕生日(ポルトガル語ほんと読めない…。Data de Nascimentoだそうです)を入れなければなりません。きっと違うページに検索する画面があるのだろうと期待しつつも、番号がわからなければ上のページで進められないので、忘れたブラジルの人はどうするのか誰か教えてください。

最後に。印刷された紙は実際使う必要はなく、番号がわかれば何も不自由しないそうなので、番号は手元に残しておきましょう!

東京防災救急協会の普通救命講習

東京防災救急協会の普通救命講習に参加してきました。3時間で人工呼吸、AEDの使い方、窒息の手当などを学ぶことができます。少し前に日本赤十字の救急法を学んだばかりですのでおさらいの意味合いもありましたが、両方うける意味合いとおすすめの順序を書いておきます。

両方をうける意味合い

まず、講習の基本となるガイドライン(JRC)は同じものですので、基本はすべて同じです。ただ、赤十字の講習は6時間、消防での講習は3時間(AEDの業務従事者を含める場合には4時間)と倍の時間の違いがあり、細かい説明はどうしても消防の講習では省略されてしまいます。

救命講習を受けることにより、AEDを使うまたは人工呼吸をしなければならない場面に遭遇したときに少しでも役に立ちたい!と思う人の中でも、両方あわせて9時間の時間を確保するのは容易ではないかもしれません。また、そのモチベーションも沸きにくいかもしれません。

どちらか一つしか、という場合には、率直には赤十字の講習をおすすめします。やはり密度が違います。仕事上などの理由で消防の講習を受けなければならないという場合以外で、きちんと基礎的なことを抑えようと思うと、二つを両方受けた個人的な意見としては密度が濃い方がイザというときには良いだろうと感じます。

一方、両方受ける意味合いはありました。一度受けた講習の中身はその時には記憶に残りますが、少しでも時間があけば忘れてしまいます。消防も赤十字も期限内に再講習を受けることができるコースが用意されていますが、学んだすぐあとに改めておさらいする意味合いは大きいと感じました。講習の際、初めてではない、という安心感もあるように思います。

おすすめの順序

赤十字→消防、です。赤十字の6時間で「みっちりと」(私の場合、本当にみっちりと、でした。通しで周囲の安全確認から救急隊への引渡しまでをソラで覚えるのは緊張です)やり、そのあとにフォローアップ的に消防の普通救命講習を受けるのがおすすめです。

ところで興味深かったことはそれぞれの指導員のご経験です。ガイドラインには沿っているものの、指導員の方の経験の違いが感じられました。私の場合、赤十字ではおそらく看護師資格をお持ちの方、消防の場合にはもともと救急隊だった方(話の中から何度も「現役のときには」という会話が出てきました)が指導員の中にいらっしゃいました。目線の違いによって実践的な指導が少しずつ違いが生まれます。これを両方聞けることで幅が広がるような気がします。

二つを終えて

次に受けたいのは上級救命講習へのステップアップと、赤十字の救急員養成講習です。ただ前者はなかなか機会がなく(地元の消防署だと来年の5月が最短…もっと早くに気づけばよかった!)、後者は丸2日間。

それから、AEDの設置をどうするかですね。当社のビルの一階にはAEDが設置されていますが、今回2つの講習を受けて気づいたことは、当社がある10階から1階までとりに行く時間はかなりのロスがあるということ。せめて上下のフロアの中で一つはないとAED開始までの時間が足りないとも思いました。考えなきゃな…。

救急法講習

日本赤十字社の救急法講習に参加しました。

先日署活系の無線から流れてきたのは高齢の方が自宅で倒れての通報。自宅近くの消防署には救急小隊が2隊、つまり2台の救急車がいますがこの時はいずれも出動中。東京消防庁はPA連携といって救急の場合でもポンプ小隊が同時に出動することをしています。この出動ではポンプ隊が先着、そして聞きなれない呼び出しだなと思ったらかなり遠い距離にある別の救急隊が(出動の帰りである可能性もあると思います)到着。大事には至らない出動だったようですが、東京都内の救急車はわずかに約330台(第67回東京消防庁統計書, 平成27年度分)。これに対して年間の出動件数は約75万件(同)。夏になれば熱中症での出動も多く、救急車が都心でもすぐに来れないことはあり得ます。

防災に一市民として持たねばと思い始めてますが、大地震のように生きている間に一度あるかないかのことへの対策だけでなく、街で倒れている人を見かけたときに何ができるのか、突然目の前の人が倒れたときに何ができるのかということも一市民として知っておきたいと考えています。そのためも最低限の知識をもっていなければなりません。防災にも少しでも役に立ちたいという思いもあり、今年地元の消防団にも入団しました。

最近、私のかばんの中には必ずキューマスク(人工呼吸用のマスク)とゴム手袋、ホイッスル、小型のペンライトをいれるようにしています。日本赤十字社の講習や消防の救命講習は実は手軽に受けることができます。講習を受けた者として、これは多くの人が知っておくべきだと改めて感じたところなのでご紹介します。

東京消防庁の救命講習の案内
日本赤十字社東京都支部の救急法の講習案内

日本で手に入るモノで中国でFacebookやLINEができる方法

VPNを毎回つなぎなおしたりするのは面倒だ!

中国に行くとFacebookやTwitter、Instagram、Gmailが使えないとお嘆きのあなた。もちろんWi-FiルータとVPNを組み合わせて使う方法はありますが、通信が安定しないとどうしてもブチブチ切れてしまいます。それに以前と比べて通るVPNプロトコルが明らかに少なくなってきている。日本の携帯を持ち込んでローミングで通信すればGreat Firewallは回避されるわけですがどうしても高い。

そういう方には、香港と中国の2つの電話番号を持てるSIMを買い、それを中国の中でローミング(あくまで香港ベースのSIMなので大陸の中ではローミング扱い)するという方法をお勧めします。この技は比較的よく知られている方法なので中国達人の方はお読み飛ばしください。P9とXperia F5122の話を書きたくて、あえて今回書いております。

何を買えば良いのか。

買うものは3つです。

  1. 中国のバンドに対応しているSIMフリーの携帯。
  2. 香港と中国の2つの電話番号が持てるSIMカード。
  3. そのカードで、中国のローミングパックをオンラインで買う。

まずSIMフリーの携帯をどれにするか

ひとつずつご説明します。まず買うべきSIMフリーの携帯。iPhone6sでもiPhone SEでも構いませんが、中国のAndroidプラットフォームにある怪しいのから真っ当そうなものまで色々とあるアプリを楽しむ(!?)ためにはAndroid携帯の方がよいかと。という理由もありますが、ま、コストの面からしてもAndroidで選択肢は豊富です。当社の社員は最近Huawei P9を買っていましたが、私はSony Xperia X Dual F5122。P9は海外での型番にはデュアルSIMがあるのでこちらがお勧め。私もF5122はデュアルSIMのものです。(まだ片方には何もいれていないけど)

SIMフリーの携帯だったら何でもいいかというと、それはキャリアのLTEのバンドによることを考える必要があるので少しだけご注意。私は中国移動香港(China Mobile Hong Kong)のSIMカードにしたので、中国移動のLTE(4G)の周波数にあうものを考慮する必要があります(中国移動の場合、TD-LTEでBand39/40/41がカバーされていればOK)。一点注意があるとすると中国移動の大陸の「3G」はTD-SCDMAという独自規格です。したがって、TD-SCDMAに対応していないF5122はLTEから3Gに落ちたときには繋がらない(めったに北京や上海も含めて都市部で移動する限りではないですが)ということの覚悟は必要です。私は気にしないことにしました。

なお、P9を買うならば中国移動のLTEを考慮するとEVA-L29かEVA-L19であることは必須。そしてなんといってもTD-SCDMAに対応。この2つの型番の違いはメモリ容量と、FDD-LTEと3Gのバンドの違い。予算の余裕があればEVA-L29の方がおすすめ。TD-SCDMAに対応するなんてさすが中国メーカー。

P9を買いたいなと思ったもののぱっと在庫が見つからず私はF5122にしていますが、最近は在庫が香港の通販系で豊富にあるようなので、予算に問題がないのであればP9のEVA-L29かL19にされることをおすすめします。(日本への配送も数日ぐらいで届きます)
無論、私はiPhoneだ、という方はiPhone6sのSIMフリーモデルでどうぞ!

SIMカード

別に中国移動にこだわる必要もありませんが、中国聯通香港も試した上で、ま、中国移動の方が中国国内のLTEのユーザが多い(ダントツ)から良いかなぐらいの感覚。これは日本にいてもAmazonで買えます(香港で買う値段と比べると倍ぐらいしますが、それは便利さを買ったと思いましょう)。香港のお友達がいるのならば香港から送ってもらってもよいですが、中国大陸の中国移動のお店では買えません。(Taobaoの上でなどでは売っています)

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SIMのサイズは通常・マイクロ・ナノで切り取り可能です。ここだけ良く分かっていませんが、香港か中国にいなければ開通しないはずと思っていたところ、どうも日本で電源をいれたときに開通したような気もします(してないかもしれない。。すみませんきちんと覚えていないのです)。そのままだと日本にいてもデータローミングしてしまい、こっちは従量制課金になってしまうので、データローミングを切った状態にしてWiFi経由の通信だけにしておいたほうがよさそうです。

中国のローミングパックを買う。

まず、日本なりにいるうちにGoogle PlayからCMHK(中国移動香港)のアプリをダウンロードしておきましょう。CMHKで検索すれば出てきます。その上で中国で電源ON! APNの設定が必要なケースもあるとは思いますが、F5122の場合設定は不要でした(自動でいれてくれた)。そしてそのままデータローミングをONにすると中国で4G通信をこれまた従量制で通信してしまいます(香港がLocalなので、中国ではローミング扱い)。とりあえずデータローミングを切ったままどこかのWi-Fi環境下でCMHKのアプリを立ち上げ、

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自分の香港の電話番号でログインし、My Accountに進み、

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Available VASの中から「1GB 4G/3G China&HK Data 30-Day Package」というものを私はお買い上げ。とりあえず試したい人は200MB(30日で38ドル)、もっと使う人は2GBのプラン(30日で198ドル)でもよろしいかと。表記は香港ドルです。そしてここで注意! うちの社員は間違って「Local Data Package」を最初買っていました。でもこのLocalとは香港のことです。きちんとChina&HKのを選びましょう。

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買うと、上のキャプチャのようにCurrent VASの一覧に出てきます。これでOK。データローミングを戻しましょう(上に書いたように、日本に戻ったときにはデータローミングはOFFにしましょう。ローミングに入っている状態であるためですが、最初に私は気づかずどんどん残高が減りました)。

わからないことはチャットで質問

アプリ内のチャット画面で中国移動香港のカスタマーサポートに質問できます。私は念のためChina&HKのデータパックがきちんと買えて有効になっているかを聞きたくて聞いたところすぐに反応きました:) チャージはPCのWebサイトでもアプリ内からでも可能。銀聯がなくともVISA/Masterでさくっと終わります。

この記事で言いたいこと。

率直なところ、中国出張が繰り返しあるよという方はWi-Fiルータ+VPNより断然ストレスから開放されると思います。Google系のサービスを使う上でも何の支障もないですし、テザリングすればPCの通信もできるし、中国用の電話番号も持つことができますので中国のアプリの認証なども出来ます。(たとえばコーヒーショップなどのWi-Fiの中には携帯電話番号がないとSMS認証できないものがあったり、ね)

ちなみに別に香港SIMである必要はなく、ローミングだけであればたとえばシンガポールのSingTelも安いローミングのデータパックを売っています。が、上記のとおり電話番号が手に入ること、カード自体の入手しやすさ、パスポートなどが不要で匿名のままで使える(いいのか中国的に)から考えれば、今のところはこうした香港と中国の両方の番号を持てるSIMをおすすめします。

「AKB48 in 上海」とChinaJoy2016

AKB48来了!

AKB48のメンバー5名が上海に来てくれました。昨日は360の授賞式にゲスト参加し、オープニングで2曲を歌ってくれると会場の中は大盛り上がりに。はじまる4時間ほど前から私は会場入りしていましたが、近くのショッピングモールにはファンが大勢すでに集まっていました。今まではAKB48の中国との接点は決して多くないものの、日本の「ホンモノ」のAKB48が中国に直接来る機会がもっともっと増えると大陸のファンにも日本のアイドルとの距離感がさらに縮まるのではないかと期待しています。

ChinaJoy 2016の振り返り

さて、今回のChinaJoy。全体の感想としてはこんな感じです。

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PlayStationブース

PlayStationブース

  • まず、VR関連の出展量の多さにびっくり。去年のChinaJoyではほとんど見かけなかったVR関連。デバイス先行なのはご想像のとおりですが、とはいえ数十以上のブースがVR中心でした。もっともコンテンツの中身は正直なところまだまだ。ここは、モバイルゲームのクリエイティブが急速にこの数年で中国が進化したのと同じようなスピードを遂げられるかどうか、ポイントは市場の規模が果たしてどれぐらいかというところにかかっていそうです。
  • 会場内でライブ放送している人がものすごく多い。会場内でよく見ているとおそらく3分で10人は探せます。自撮り棒をもってうろうろしている人がいてその人のスマホの画面を覗くと大抵中継中。若い女性もいれば男性もいるし、ちょっと人気なのかなという人は文字を見ていると会話の流れるスピードが速い。会場内は音響の音が大きいので声がほとんど聞こえないわけですが、中にはマイクを工夫して口元や顎のあたりにつけている人も。マイクも何もつけていない人の中継はきっと周囲の音しか入っていないような気がします。。
  • 物売りとコスプレブースが減った。物販はほぼ僅かなスペースだけに。コスプレしている人はちらちと見かけましたが、今年はコスプレ中心のブースがもともと少なかったようで、全体的に去年までのコスプレ感はありませんでした。
  • コンソールはPlayStationとXboxだけ。あのAndroid搭載の据置型ゲーム機が大量に出ていた2年前はいったいなんだったのかと思うぐらいになくなりました(笑)。PlayStationとXbox陣営のみです。ブース規模はPlayStation側の方がXboxの2倍ぐらいでしょうか。実際のところ同じ中国側のパートナーになったので(もともと同じグループ内の企業がパートナーだったが、さらにそれが合併した)競うような環境でもないのかもしれませんが。PlayStation VRへの列の長さは印象的でした。
  • 日本のIPはおとなしく。これも今年見て取れたことのひとつ。日本のIPを打ち出しているところは日系もしくは古くから日本とやっているところに限られ、全体的に日本のIPの打ち出し量は大きく去年と比べて減りました。一時期のようにかなり急騰した中国での日本のIPの価格はピークアウトしてきている状況にもありますが、中国独自のゲームIPもしくはオリジナルが中心という印象です。ゲームにはちょっと日本の隙間がなくなってきたぞ。。。

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てなことで、雑感ベースぐらいでしかありませんが、相変わらずこの季節のChinaJoyは「なぜ上海人は熱中症にならないのか」と思うぐらいの暑さ。コンビニに入っても冷たい飲み物は当然補充が間に合わずに売っておらず、もうそれだけが(仕事とはいえ)毎年憂鬱です。

最後に

ところがAKB48。昨日の360のイベント以外にも、5kong.tvの生ライブに出たり、中投中財という中国の大手ファンドのイベントに出席したりと大忙しだったメンバー。近々また中国大陸のファンとの近い交流があることを、小さいながらも日本と中国の架け橋の裏方をしているものとして楽しみです。

AKB48の5kong.tvの中継の模様を見ようと上のフロアに上がるファン

AKB48の5kong.tvの中継の模様を見ようと上のフロアに上がるファン

AKB48のメンバーが参加してブース内で中継中

AKB48がブース内で中継中

さて水曜日からの上海出張は終わり。東京に飛びます。

トロントから大連への移動の後日談。

ところで、2つ前のblogのエントリーで書いたトロント-羽田-上海-大連の移動の後日談です。(「トロントから大連に移動します」)

結論、失敗しました。

トロントから羽田までは順調に飛び、羽田から先のフライトはチェックインできていないため一度荷物を引き取り日本に入国することになっています。(ついでにカナダからの荷物で一部は自宅に宅配便)

まずは羽田について荷物を受け取り、そのまま3階の出発ロビーに上がって中国東方航空のカウンターでチェックインしようとしたところ、、。

チェックインのときにカウンターでうまくいかない場合は二つに一つです。「良いことがある」。もしくは「悪いことがある」。良いことというのは大抵インボラ。つまりアップグレード。しかし今回の場合にはその可能性はなし。悪いことがある。この場合、欠航、遅延、オーバーブッキング。などなど。

カウンターに来るまでにぱっと空港内のディスプレイを見て遅延がないことを確認していましたが、なにやらグランドの方がいったりきたり。そして悲しいお知らせ。「上海の天候が悪く、機材の到着が遅れており、折り返しのフライトも遅れる可能性があります。その場合、上海から大連への乗り継ぎが1時間程度となります。」

おお、走るしかないか。(ま、よくあること)

そして続いて、「大連行きの便にお乗りいただけない可能性があるため、荷物を預けていただくことができません。お持ち込みいただけますか。」

いやー、すみません持ち込みできないサイズでして、、と足元のスーツケースに視線を落とす。(トロントからの出張の流れで)

続いて「(大連行きの便に乗れない可能性があるため)翌朝の便を仮押さえしている関係で、ここで国内便のチェックインができません。上海でチェックインをお願いできますか。」

がーんがーん。本来はスルーでバゲージもいける予定。ところが荷物を引き取り、入国し、チェックインし、なんてその時間も考慮する必要があると1時間の乗り継ぎでは自信なーし。中国の空港ですから!(ま、日本でもですね、羽田で国際-国内では80分、関空でさえ60分。それを上海で1時間とは、ははははは、無理。)

ABTCをもっているため入国はスムースにできる可能性があることは伝えましたが、乗り継ぎカウンターの列は長くなるとかなり待つのです。何か他のいい方法はないでしょうかと相談しますが、なさそうです。もっとも、翌朝の便では予定が無理。翌朝10時に大連のパートナーへ行く必要があるためにこの移動なのです。翌朝の東方航空では間に合いません。内心、そもそも今日の便が乱れていると翌朝の機材繰りも大丈夫かと不安になるところです。

いろいろと相談した結果、こうなりました。

  • グランドの方(受託しているJAL系の会社の方)の提案として、私の荷物は機内持ち込み、つまりキャビンバゲージができるように、まず東方航空の地上職員と調整。最終判断はパーサーになるが、という断りあるものの、理由を説明すれば私もこれはたぶんいけるだろうなという感触なのでそうしましょうと。
  • しかしバゲージの中に100ml以上の液体物があるので(ようは化粧品類。男なのにって?すみませんねぇ。乾燥対策です。誰もそんなこと聞いてないか。)、それはカウンターにあったダンボールに入れて預け入れ。最悪届かなくてもいい。
  • 上海で降りたらダッシュするイメージトレーニング。ゲートへのバスの手配はダメモトで聞いたけどもちろん無理。そもそも地上職員のアテンドも無理とのことなので、一人で走る算段を立てる。
  • そして、祈る。だいたいこういうときにはターンアラウンドが縮められないこともあるので期待するようにはいかないことが多い。だから祈るしかない。

さー、気持ちの準備は万端です。一応、最悪の事態に備えて東京のオフィスにお願いして「翌朝一番のフライトをおさえること(それだと間に合わないけど。東方より早いやつで。)」、「ホテルを探すこと」は頼んでおき、空港にきていたコンサルティング事業部のスタッフに会って必要な契約書にサインを済ませ、そして再度カウンターに戻り、このグランドの方と一緒にセキュリティを通過しました(そうしないと、バゲージのサイズがオーバーだといわれてしまう)。セキュリティで、航空会社からはオーソが出てます!とグランドの方が説明するが通じず。その後、出国して私一人ラウンジでちょっとだけゆっくりしておりました。

が。

が。

ラウンジでサラダを喰らうワタクシの横に先ほどのグランドの方が(ここまで来てくれたんだーというびっくりさと、サラダを口にいれようとしたところでモゴモゴすることで慌てる)。そして「お客様、今晩の上海から大連の便が欠航になりました」。

ということで、上海泊確定!

ゲートでいったん預けていた100ml以上の液体物、のダンボールをカーゴから出してもらい、スーツケースに入れて、そのスーツケースごと結局カーゴ送り。ばいばい。ちなみにそのあと、上海行きのフライト自体も出発が相当遅れ、予定より3時間遅れで浦東着。空港近くの、きっと二度と泊まる機会ないだろう(悪い意味ではなくそもそも機会がないはず)というホテルで5時間ほど過ごし、翌朝の始発で大連に飛びました。(40分ほど遅刻。皆様ごめんなさい。)

最後に。羽田のグランドの方の対応は完璧でした。必ず対案を出してくれる。持ち込みできないサイズのバゲージを見て、とっさにアイデアをだしてくれる。何が対応できて何が対応できないのか明確だからこちらも困ることはない。慌てている客を見てきちんと寄り添いながらも冷静に対応できるのは結果安心する。一緒に慌てられると結果混乱しますからね。ステキでした。この対応見習います。

ChinaJoyに参加するため上海にきています

ChinaJoy のBtoBエリア

ChinaJoy のBtoBエリア


上海に来ています。毎年この時期にある中国最大のゲームショウであるChinaJoyに参加することが主目的です。そろそろ東京ゲームショウ(TGS)との開催規模の差は拮抗してきているはずで、会場面積だけでいけば圧倒的にChinaJoyが東京を超しているという状況です。

一方で、この時期の上海は40度近くになる猛猛猛猛暑。短パンで歩きたいところですが仕事なのでさすがにそうもいかず汗だくです。

話の内容で書ける話題は少ないのですが、ひとつ興味深いことを。この手のイベントになるとチケットの横流し、使いまわし、が起きます。ChinaJoyには何年も参加し続けてきていますが、少し前まではパスだけ、そのうちQRコードがつき、それでもまぁ使いまわしができました。さらにはBtoCとBtoBはチケットが違うのですが、何年か前までは柵があっても通り抜けられる「柵のすきま」があったりして、そこからダダ漏れでした。

チケットの説明。1日1人2回までよ!

チケットの説明。1日1人2回までよ!

いつのころからなのか記憶がありませんが(今年が最初なのか去年もそうだったのか記憶が曖昧です)ふと今日裏側を見ると「1人1日2回までだよ!」というのと、「出口でもQRコードいるよ!」というステキな仕組みが出来上がっています。1人1日2回というのは使いまわし防止。出口でもQRコードいるよってのは、柵のあたりで中に入った人が次の人にパスを渡して、なんてことが出来ない(出るときもやればやれないこともないものの)仕組み。進化してます。

トロントから大連に移動します

トロント・ピアソン国際空港

トロント・ピアソン国際空港

13日東部夏時間の朝、起きてまず日本のニュースをチェックして入ってきたのはその少し直前にNHKで報道された天皇陛下生前退位のご意向というニュース。選挙後のタイミングで憲法改正の話が進むだろうタイミング、そして陛下のご体調、ご年齢、皇太子殿下をとりまく環境などを考えると、この時期だったんでしょうか。

さて、トロント・ピアソン空港に移動してきました。ここから大移動です。13時間かけてまず羽田。乗り換えて上海、さらに乗り換えて大連という、ホテル出発後24時間以上かけての移動です。予定通りにいけば大連に着くのは15日の0時すぎ。大連にいなければならないのは15日の朝ですが、トロントから最短で行く方法はこのルートでした。

せめて東京から大連に直行でいきたいところですが、北米からの便がつく時間帯には既に大連便は出払ったあと。そもそも成田ではなく羽田につくので直行便もなし。羽田からソウル経由でも微妙にスケジュールがあわず、最短距離がこれでも上海乗換え、でした。

昔はそれでも元気だったので世界一周を東回りと西回りで両方10日で回ってもなーんてことありませんでしたが、それは10年以上前のこと・・。その期間に東京-ニューヨーク-ボストン-ロンドン-東京、そしてそのまま山梨県で講演会、終わってまた東京-ロンドン-ワルシャワ-ロンドン-ニューヨーク-東京、というよくもまぁやったなという移動でしたが、今日はこのあとの移動がドキドキです。

はたして金曜日、わたしは大連で使いものになっているでしょうか!(なってなきゃ困る)

Microsoft Worldwide Partner Conferenceに来ています

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日曜日から、トロントで開かれているMicrosoft Worldwide Partner Conference(WPC)に来ています。毎年一回開かれているこのカンファレンスに、今回初めて参加することになりました!

我々は今年初めてMicrosoftのパートナープログラムのコンピテンシーをとり、日本と中国との間でビジネスを進めています。

来るまではイメージがわいていませんでしたが、まず日本からだけでも数百人の参加、全世界から2万人近い参加の規模という、まぁなんとも日本で行われるカンファレンスとは規模の違うデカさを感じさせます。パートナーだけですからね。エンドユーザーがいるわけではなく。トロント市内の中心部を昼間に移動で歩いているとWPCに参加しているネームプレートをぶらさげている人に1分置きぐらいに会うといっても過言ではないぐらい。

Side Meeting をセットしていただいたり、夜のパーティの席で引き合わせていただいたりで、我々のビジネスに関わるグローバルの重要な方と直接お話しをすることもできました。何がすごいってレスポンスが早い。日本でエグゼクティブの人と会って話しても、そのあとメールでやり取りするっていってもいつ来るかなんて分からないですが(失礼!)、それぞれ次のステップのために何するかって即メールが皆から飛んできました。話を聞いていて理解できたのは、それぞれのロールがはっきりしているからやるべきことが明確、という印象を受けます。大変勉強になりました。セットしていただいたMicrosoftの皆様、ありがとうございました。

次の予定の都合で日曜日の夜から火曜日の夜までの実質2日間しか滞在することができませんが、来年もぜひ参加したいなと。トロントの街並みもとても気に入りました。帰りたくないー。

トロントの旧市庁舎の建物

トロントの旧市庁舎の建物

中心部にはStreet Carという路面電車が走っています。

中心部にはStreet Carという路面電車が走っています。

中国での今年の日本映画の状況

日中の温度計のひとつは日本映画の輸出件数

日本と中国の温度計として、日本映画の中国での上映数(許可数)を挙げています。2012年9月から2015年前半の日中の「氷河期」においては日本映画は一本も中国で上映されることはなく、しかしここのところ雪解けの状況が見られ始めています。

今月に入って新しいニュースとして飛び込んできたのは「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」の中国での上映。今日現在ではまだ上映スケジュールは中国側は公表していませんが、報道等では今夏とされています。既に上映された「ボルト- -NARUTO THE MOVIE-」、「聖闘士星矢Legend of Sanctuary」に続いてアニメ映画では今年3作め、これに実写映画である「ビリギャル」がありますので既に今年はここまでに4作品が決まったということになります。ビリギャルは2010年の「ノルウェイの森」以来の実写映画でしたが、そもそも中国の「映画バブル」が来てからは初の実写で、一作めに何が来るのか(すなわち何が許可されるのか)は注目してきました。ちなみにNARUTOは今年秋から中国の主要都市でライブスペクタル(演劇)のツアーが行われる予定です。

どうも今年はさらに続くらしい

ところで、私たちの聞くところによると、アニメ映画の輸入は今年はこの3本では終わらなさそうです。3本だけでも十分な実績ですから十分に評価できるところですが、どうやら中国当局が審査しているもの、あるいはほぼ審査は終わっているというものの中には「大砲」があと1-2本ぐらいありそうです。一方、永田町まわりからの話では、近々あるセレモニー的なイベントで花火が上がるのではないかという話題もチラホラと出てきています。

もうひとつは「秒速5センチメートル」の中国版公開のニュース。「秒速5センチメートル」は中国でもファンが多かったアニメのひとつでした。これはそのままの公開ではなく、中国で改めて制作した取り組み。映画の輸入にあたらないため本数の上限には影響しないと考えられます。今の中国での「映画バブル」のニーズを満たそうとした場合、日本の映画の輸入審査のプロセスを経てどうしてもタイムラグが発生してしまうほか、細かい点で中国側のニーズを満たしきれない場合もあるという事情も存在しているようです。昨年ごろから既に相当数のアニメのフォーマット・脚本シナリオが中国に持ち込まれていますが、さらに継続的に増えることが期待されています。

「秒速5センチメートル」、中国版が出たら、どのように描かれたのかぜひみてみたい。。